街にほど近い鳥取砂丘でも天の川は見える、「星取県」だから。【鳥取県鳥取砂丘】

今回は鳥取県の有名な観光地である、「鳥取砂丘」に星を見にいきました!

市街地からそんなに離れていないのにも関わらず、十分星空が楽しめる場所でした。


さすが、どの市町村からでも天の川が見えることから「星取県」と名乗るだけのことはあります。

天文サークルとしては、とても羨ましい環境です…!!


そんな鳥取県で見た、星空レポートをお届けしていきます!


三重県の予定から急遽、鳥取県へ

晴れの天気から雨に変わる前日

実は、当初の予定では三重県の鵜倉園地へ行く予定でした。

1週間前までの天気では晴れ予報だったのですが、前日になるとなぜか三重県だけ雨の予報になってました…。

あれ?やばくね??」

と、前日になって焦り始める私。


天文サークルは晴れ以外だと、ヨワヨワなので必死に晴れそうな場所を探してみると、京都北部と鳥取県がワンチャンありそうでした。

「まぁ、みんなに聞けばいっか」

と開き直って当日を迎えます。


満場一致の「鳥取砂丘!!」

「京都か鳥取かどっちがいいか、みんな決めといて〜」

と初参加の方がいるにも関わらず、放り投げてしまうのが代表クオリティ…!(すみません…)


レンタカーの手続きをして、出てくると、

「「「鳥取砂丘!!」」」

と満場一致で決まってました笑

普段あんまり遠くに行かないので、ちょっとした旅行気分みたいなノリの良さでしたね!


三重県の鵜倉園地とは正反対の鳥取砂丘へと行くことになりました。


途中の西宮名塩SAで夕食を取り、エネルギーをチャージして夜の砂丘へ。

応援高速元気メシ「カツカレー醤油ラーメン」

西宮名塩にはクレイジーなメニューもあるので、みんな寄って食べよう!


鳥取砂丘の駐車場は星座を見つけるのにちょうど良い暗さ

3時間ほどで鳥取砂丘に着きました!

トイレや電灯の明かりがあるので駐車場からはそんなに星は見えないのですが、星座を探すのにはちょうど良いぐらいの数でした。

秋のあまり派手じゃない、控えめな星座たちもしっかり見えています。


いやー、晴れてよかったです!

SCWの予報はさすがですね…!頭が上がりません笑


今回から、星の子では初めて参加された方に向けて、「星空案内」を行うことにしました!

星のソムリエの資格を持ちながらも、今までは必要以上には解説していなかったんですよね。


でも、「やっぱり星座分かると楽しいよね!」ということで、初参加の方には半強制で解説していきます!笑

第1回の犠牲者となった2名の方に解説しようとしたのですが、

めっちゃ知ってました。

これ、俺いるか…?なんでStar Walkをもうインストールしてるの??

と戸惑いながらも、今見えている星座の話をしたり、望遠鏡で木星や土星も見てもらったり、実際に望遠鏡を使ってもらったりしてたら、2時間くらい経っちゃってました。

望遠鏡で木星を見ました!

簡単な星空解説が終わり、一足先に砂丘へ行っている他のメンバーと合流しにいきます。


市街地からそう遠くないのに、天の川が見える鳥取砂丘

肉眼でも見える冬の天の川

砂丘に入ると、辺りは真っ暗すぎて何も見えません。

しかし空を見上げると、

満天の星空でした。

こんなに市街地が近いところでも、天の川って見えるんですね…!

街明かりの多い鳥取市から、本当に近いです。

こんなに良い星空スポットを持ってる鳥取県が羨ましい!!

 

夏だけじゃなく、冬の天の川も見えるので、星取県の名は伊達じゃないです。

みんなで記念撮影したり、言葉を交わしながら星を眺めていました。

 

砂丘で星を眺める3人とさらなる星を求める5人

砂丘でのんびり眺めていたのも束の間。

先に砂丘へ行っていたメンバーは、更なる綺麗な星空を求めて、車で去って行きました笑


とても自由なのがうちのサークルです…!

私が星空案内をしている間、他のメンバーは砂丘を楽しんでいたので、合流する頃には堪能しきっていたみたいです笑


砂丘に残った私たちは、砂丘の1番高いところに死にものぐるいで登ったり、コーヒーを作ったりして楽しんでました!

砂丘に残された3人
砂丘の上で文字を書いて遊んでました

周りが本当に真っ暗で、寝転ぶと視界が星だけになります。

なんとも贅沢な時間です。

普段、都会でビルに囲まれた生活なので、非日常感がすごくて時間がゆっくりになった感じがします。


星空をゆっくり眺めたい方は、ぜひ星の子に遊びに来てくださいね!

参加希望者はこちらからどうぞ!


砂丘で遊んでいると、あっという間に時間が過ぎて、午前4時になりました。

車で星を求めたメンバーも戻ってきて、これから大阪へと帰ります。

ちなみに、星を求めて山に行ったメンバーは、そこでイノシシを見つけたそうです笑

本当にいるんですね…!

私たちは主に夜の山で活動しているので、鹿や猿などはよく見ましたが、イノシシは初めてでした笑


無限back numberの帰り道

さて、天体観測で大事なのは「無事に帰ること」です!

いつもの生活とは一変して夜中に活動するので、帰りは特に気をつけています。


なので、車内ではドライバーが眠気を催さないよう、好きな音楽を流してもらってます。

私が運転席についた時に流れたのは「back number」。

「おぉ!back numberか。好きだし、流してくれてる人分かってるな〜」


とテンションが上がって運転していました。ちなみに、「アップルパイ」でした。


良い曲ですよね。3分弱の曲なのですぐに終わってしまいました。

「さて、次の曲はなにかな…おっ、またback numberの曲か。まぁ有名曲だしいっか」

「3曲目は〜…back number!?めっちゃ好きなんやな〜」


そんな感じで気づくと、

2時間back numberが流れ続けました。


いや、やばない?朝方のback numberは流石にキツない??

2度目のアップルパイが流れて、「さすがに別の曲流さん…!?」とツッコむと、


まさかの私がback number地獄の犯人だと思われてました。

知らない間にback number狂信者だと思われるなんて…(好きですけどね!)


真相は、別の子が自分のスマホで流してるのを気づいてなかっただけでした笑

有名曲を集めたベストアルバム「アンコール」を流していたので、なんとか寝ずに済みました…!


はい!なんか、巧妙なback numberのステマみたいになりましたが、そんな感じで今回も無事帰宅できました!

よかったです!back numberありがとう!


次は岐阜県へ行ってきます!

美しい外。車内はback number。

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