【天体観測】観測地で星を見るときのマナー

星がたくさん見られる有名な観測地には、多くの人が訪れます。

それは、ただ星を眺める人から、本気で天体写真を撮る人など様々です。


みんなで星を楽しむためには、マナーに気をつけてお互いに歩みよる必要があります。

そこで、このページでは「観測地におけるマナー」について紹介します。


マナーを画像にまとめました!

観測前〜観測後まで色々と、気をつけないといけないことがあるんです!

それぞれについて、詳しく紹介していきますね。


観測前

天体観測は、なんと観測前の事前準備から始まっています…!


暗くなる前に観測地入りする

観測地には、暗くなる前に到着しましょう。

  • 暗くなってからのカメラや望遠鏡の準備は大変
  • 到着したときの車のライトが、すでに観測している人の邪魔になる

観測している時に来る車は、光ってるし、動いてて危ないし、ちょー邪魔です。

できるだけ、明るいうちに準備をするとみんな笑顔になります。


軽食や防寒などの準備は事前に済ませる

天体観測は夜通し行うので、お腹が空きます。

また、山の中で行うことが多いので、思った以上に冷えます!


だからといって、

「あーカイロ欲しい」「お腹空いたー」

となっても、車で買いに行くのは控えましょう。

駐車場が観測地から離れていれば大丈夫ですが、駐車場で観測をしている方もいます。


車での移動は観測の妨げになります。

観測地に入る前に、軽食や防寒具は買っていきましょう。


観測中

観測中は、ライトをつけないことと、カメラや望遠鏡での撮影を妨げないことが大事です。


ライトは極力つけない(赤いライトならOK)

明るい光があると、目が暗さに慣れずに星が見えなくなるので、ライトは極力つけてはいけません。

代わりに、赤く光るライトを使いましょう。

赤ライトだと目の影響が少なく、星を見ることができます。


レーザーポインターは使わない

星を指すことができる強力なレーザーポインターは、人が多い観測地では使わないようにしましょう。

人に当たると失明の可能性がありますし、星の写真を撮っている人の邪魔にもなります。


フラッシュは焚かない

星空のもと、みんなで写真を撮るのは全然OKです。

しかし、星が見えなくなるのでフラッシュは焚かないようにしましょう。


むやみに歩き回らない

観測地は山奥が多いです。

場所によっては、崖が近いところもあります。

そのため、むやみに歩き回らず、複数人で周りを確認しながら移動することが大事です。


テンション上がりすぎて騒がない

天体観測は非日常感が強いイベントです。

テンションは上がりますが、静かに上げていきましょう。

静かに星を見たい観測者の迷惑になってしまいます。


無断で私有地や立ち入り禁止場所に入らない

良い場所で星を見たい・撮りたいからといって、私有地や立ち入り禁止場所には入らないでください。

そのような行為は法律違反ですし、見つかると貴重な観測地が利用できなくなる危険性があります。


観測後

観測後は、まず忘れ物がないかの確認をしましょう。


ゴミは持って帰る

ゴミが出たら、その辺にポイ捨てせずに持って帰りましょう。

ポイ捨てが横行して、次観測地に来た時にゴミまみれで星を見るのは嫌です…。


最後に

最後に、もっとも基本的で大事なことを紹介します。


その他、人の迷惑になる行為はしない

観測地はみんなで譲り合って利用するところです。

みんなが楽しく天体観測ができるように、他の方の迷惑となりうる行為は控えましょう。

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