【NIKKOR Z 20mm f/1.8 S】星景写真・風景写真におすすめ!最高の単焦点レンズをレビュー【作例あり】
一眼のカメラを買ったとき、まず買うべきレンズはどんなレンズでしょうか?
僕は単焦点レンズだと考えています!
ズームレンズはとても便利だけれども、明るくてぼけ味があって、幅広い表現ができる単焦点レンズは撮影していてすっごく楽しいんです。
その中でも僕が一押ししている、ニコンのNIKKOR Z 20mm f/1.8 Sというレンズを紹介していきたいと思います!
20mmという焦点距離
ニコンは現在、Zマウントで開放f値1.8の単焦点レンズを「20mm」「24mm」「35mm」「50mm」「85mm」の5種類発売しています。
撮りたいものによって欲しい焦点距離は変わってくるでしょう。例えば、ポートレートには50mmや85mmが人気ですね。
そして広角になればなるほど、風景写真などの幅広く映すことでインパクトが出る被写体に使われることが多くなってきます。
Zマウントの単焦点で最も広角なのは20mm……、そう、できるだけ広角なレンズで景色が撮りたいとなれば20mm一択なのです!
ただ、広角だからと言って風景や星景にしか使えないというわけでは決してありません。
このニコンのZ 20mmに関しては最短撮影距離が20㎝となっており、かなり近くまで寄ることができるのです!
被写体に寄って撮影することで強くボケ出すこともでき、味のある写真になるので普段使いにもおすすめできるレンズと言えます。
作例
実際の使用感
本当に明るくてくっきり・シャープに撮影できる素晴らしいレンズでした!
開放f値1.8という明るさにも関わらず、開放で撮影しても隅々まで解像度がとても高く、十分に表現力の高い撮影を楽しむことができました。
星や夜景などにはもう手放せないほどの魅力を発揮していますし、夜桜やお祭りなどのスナップ写真を撮影するような場面でも、レンズを交換せずに一日撮影し続けたなんてこともあったほどです。
この写真は特にこのレンズを持参してよかったと感じたものになります。
暗い場所での撮影であったことに加えて、メインの被写体である気球を置いていた建物が幾何学的でとても美しく、どうしてもこの画角が必要になりました。
単焦点レンズにしては少し長く、重量があることは事実ではあるのですが、携帯性をそこまで不便に感じたことはありません。
むしろニコンの強みでもある光学性能を優先したものと考えれば、十分に納得できる大きさであると感じます。
実際に半年以上使用していますが、今後も僕の主要レンズから外れることはないと確信できるレンズだと自信を持って言えます!
どんな人におすすめ?
正直、ニコンのZシリーズを持っている人なら皆さんにおすすめしたいものではあるのですが……、やはり一番は星景写真を撮影される方ですね。
開放f値で隅の星まで点がはっきりと写り、ノイズも驚くほど出ません。各社のレンズと比較したとしても、トップクラスに適したレンズだと言えるでしょう。
また、ここまで画像の撮影の説明ばかりでしたが、動画の撮影にも適しているレンズです。
広角で部屋を映しながらの自撮りもできますし、幅の広いコントロールリングにはピント・明るさの調整などが設定できるので、ボタンをカチカチと操作せず、音を鳴らさずシームレスに調整することもできます。
星を撮りたい人、風景を撮ることが好きな人、今の画角に物足りなさを感じている人、明るい画をきれいに撮りたい人にはぜひおすすめいたします!
最後に
撮影に出かけるのがもっと楽しくなる、そんなレンズです。
20mmという広い画角で、f値1.8という明るさを持つこのレンズでなければ撮影できなかった……、そんな場面が本当に数多くありました。
正直安いレンズではありませんが、このレンズを購入して後悔したことは一度もありません!
今僕が所持している中で最高のレンズに間違いありませんので、もし少しでも魅力を感じるのであれば、検討してみてはいかがでしょうか?