星空や夜景の撮影に最適のフィルター!プロソフトンクリアを使ってレビュー

星空や夜景を撮影してみても何か物足りない、星座が他の星に埋もれてうまく判別できない…。

そんな悩みをお持ちではないですか?

そこでおすすめなのがKenkoのプロソフトンクリアです!

なぜおすすめなのか、他のフィルターとどう違うのかを作例を交えながらご紹介していきます。

プロソフトンクリアってどんなフィルター?

プロソフトンクリアとは、ケンコー・トキナー社が発売しているソフトフィルターです。

同社はプロソフトン(A)ブラックミストなど、数多くのソフトフィルターを発売していますが、その中でも星景写真・夜景写真に特化して開発されたのがプロソフトンクリアです。

他のソフトフィルターとの違いって?

ソフトフィルターの効果

ソフトフィルターには多くの製品がありますが、最も大きな違いは「どのくらい光がにじむか」です。

フィルターの効果が強ければ強いほど柔らかで幻想的な印象になりますので、ポートレートや草花、風景などをふんわりとした柔らかい雰囲気で撮影することができます。

ただし、ソフト効果が強いフィルターを使えば、撮影する写真全体がにじんでしまうことに注意しなければなりません。

プロソフトンクリアのソフト効果

星景写真や夜景写真を撮影する際には光をにじませて強調したいけれど、周囲の景色はにじんでぼやけさせたくありませんよね。

そんなわがままを叶えるために、ちょうどいいにじみ具合を追求して作られたのがプロソフトンクリアです!

プロソフトン(A)の約半分ほどのソフト効果で、強い光はにじませて強調し、周囲はクリアに表現することができるのです。

百聞は一見に如かずということで、実際にカメラの設定などを全く同じ条件にしたうえで、フィルターを付け外して夜景を撮影してみました。

フィルター無しで撮影
プロソフトンクリアを使って撮影

細部はぼやけず、くっきりと写ったままで、強い光源がある場所は光がにじんでいるのが分かりますでしょうか?

分かりやすい場所をズームして比較してみます。

強い光源がにじんで、少し幻想的な印象になりながら…

横断歩道や車線、車体などはあまりぼやけずに撮影することができています!

星景写真での作例

Nikon Z6,NIKKOR Z 20mm f/1.8 S,f値1.8,ISO1600,15秒露光で撮影】
Nikon Z6,NIKKOR Z 20mm f/1.8 S,f値1.8,ISO1600,15秒露光で撮影】
Nikon Z6,NIKKOR Z 20mm f/1.8 S,f値1.8,ISO2000,13秒露光で撮影】
Nikon Z6,NIKKOR Z 20mm f/1.8 S,f値1.8,ISO2000,20秒露光で撮影】

プロソフトンクリアは表現の幅を広げてくれるフィルター

星景写真や夜景写真を撮るのであれば、プロソフトンクリアは持っていて損のないフィルターだと思います!

星座などの目立たせたい光をしっかりと浮かび上がらせながら、周囲の建造物や自然をシャープに表現する…、そんな唯一無二のフィルターだと思いますので、もし少しでも興味をお持ちであれば、ぜひ使ってみることをおすすめします。

きっと表現の幅を広げることができるのではないでしょうか。

※フィルターの大きさは使用するレンズにより異なりますのでご注意ください。

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